048-977-8996
〒343-0026 埼玉県越谷市北越谷1-23-1 オリーブハイツ101
[ 営業時間 ] 月曜～金曜 12:00～18:00 / 土曜及び学校休業日 10:00～18:00
[ 定休日 ]毎週日曜日、 元旦(1月1日)、法人総会の日(毎年6月)
ツカズハナレズ
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それは勉強部屋での出来事でした。
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宿題をしてくれている子が、
「宿題、終わったよ。」
と、指導員に見せてくれました。
苦手な算数の問題でした。
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一生懸命、行なってくれたのですが、
計算方法が違うため、答えも違っていました。
指導員が、
「この計算、こんな風にしてみないかな？」
と、聞くと、
「えーっ、もういいよ！これで！
何でまたやるの！？だからさぁ…」
と、色々な気持ちが吹き出て、
言葉にしていました。
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「そうだよね。間違っててもいいよね。
頑張ったんだしさ。」
と、指導員は聞こえてくる言葉に傾聴し、
うなづいていました。
気持ちを言葉にする子、傾聴する指導員。
その状態が五分ほど経った後、
ふと、子どもから
「どうやって計算するの？」と、
指導員に聞いてくれたのです。
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その後、指導員と一緒に何問か行うと、
何も言わずに黙々と問題を解き、
そして、こう言ってくれました。
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「これ、分からないんだけど、合ってるかな？」
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どんなことに対しても、
「やりたくない」「分からない」
と言うためには、勇気が必要な子もいます。
その一言を発する為には、
「やりたくない」「分からない」から始まった
あらゆる気持ちを、
自分自身で整理することが大切です。
その整理する過程を、
アドバイスを言ったり、
「とにかくやって！」と言うのではなく、
付かず離れず見守ること。
それが、子どもにとっては
とても優しい環境だったりするのです。
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分からないって言ってくれて、
ありがとうね♪
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